お知らせ
グッドデザイン賞を受賞

一般社団法人のと復耕ラボ(石川県輪島市、代表理事 山本 亮)が、古材Create青組(石川県志賀町、代表 江崎 青)および株式会社丹青社(東京都港区、代表取締役社長 小林 統)と2024年7月より実施している「のと古材レスキュープロジェクト」が、このたび2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。グッドデザイン賞では、様々なプレーヤーが協働し、現実的な課題を乗り越えながら仕組みを築いた点が評価されました。 のと復耕ラボでは今回の受賞を契機に地域内外での認知拡大を図るとともに、レスキューした古材を使用したものづくりにおける協働・共創の活動の深化に務めてまいります。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
被災家屋の解体は行政的手続きや権利調整が複雑で長期化する。その現実を一つずつ越え、住まいが失われる痛みに寄り添い、所有者の語りと写真を残す「レスキューファイル」とともに古材・道具を新たな使い手へ橋渡しをする仕組みを築いた。プロジェクトの意義や運営の熱意に共感が連鎖し、大工・デザイナー・研究者・企業が協働し、安全管理や搬出・評価・販売までの工程を可視化し、小さな経済循環と“ものづくり”の気運を育む創造的な復興である。
11月1日(土)〜5日(水)に東京・六本木の東京ミッドタウンで開催される「2025年度グッドデザイン賞」の全受賞作を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて、受賞作を展示します。