木の記憶を、音にする。
フィールドレコーディングイベント「木憶」 Guest:SUGAI KEN
2026年9月26日(土)、木と音のワークショップ「木憶(Kioku)」を開催します。


今回のテーマは、古材に残る「音の記憶」を採集し、森へ還すこと。
「のと古材レスキュープロジェクト」では、これまで能登の家々から、長い年月をそこで過ごしてきた古材や古い家具などをレスキューしてきました。
人々の暮らしのそばにあり続けた木には、目には見えない時間や記憶が刻まれています。
今回の「木憶」では、そうした古材から生まれる音を参加者それぞれのスマートフォンで録音します。
木を叩く音。
擦れる音。
軋む音。
普段なら聞き流してしまうような小さな音に耳を澄ませ、一つひとつ採集していきます。
そして、その音を持って森へ。
自伐型林業の手法で整備を進めている森の中で、古材から採集した音を再び流し、鳥の声や風、木々のざわめきなど、その場所に存在する自然の音とともに再レコーディングします。
かつて森から生まれ、人の暮らしを支え、古材となった木。
その木の音が、再び森へ還っていく。
「木憶」は、そんな循環を“音”を通して体験するフィールドレコーディングイベントです。
Guest|SUGAI KEN
今回ゲストとして参加いただくのは、神奈川県を拠点に活動するトラックメイカー SUGAI KEN さん。
2000年代半ばより、日本の夜を彷彿とさせる独特なスタイルと、自然への深い眼差しを軸に活動。
虫や鳥の声を電子音のみで再現するなど、環境の中に存在する音と電子音楽を行き来する独自の表現を続けています。
国内外のレーベルから作品をリリースし、日本各地の郷土芸能アーカイブへの参加や、ラジオ・パフォーマンスなど幅広い活動を展開しています。
今回は、参加者が集めた「古材の音」と「森の音」を素材に、電子音楽家の視点から音が作品へと変化していくプロセスも体験できます。
ただ音を録るだけではなく、
「身のまわりの音を、どう聴くか。」
そんな感覚そのものを発見する一日になるかもしれません。
特別な録音機材は必要ありません。
スマートフォンがあれば、どなたでも参加できます。
普段聞いているようで、聞いていなかった音。
木の中に残っている時間。
森に流れる気配。
能登の風景を、いつもとは少し違う「耳」で歩いてみませんか。
開催概要
日時
2026年9月26日(土)
10:00〜16:00
集合場所
茅葺庵 三井の里
石川県輪島市三井町小泉漆原14-2
定員
10名限定
参加方法
事前予約制
※詳細・お申し込みは応募フォームより
Timetable
10:00 三井の里 茅葺庵集合
10:15 空熊倉庫へ移動/古材の音をレコーディング
12:00 茅葺庵にて昼食
13:00 森へ移動/古材の音を森で流しレコーディング
15:00 茅葺庵にてお披露目
16:00 終了
暮らしの中で役目を終えた木の音を拾い、森へ還す。
皆さまのご参加をお待ちしています。
主催|のと古材レスキュープロジェクト
共催|一般社団法人 のと復耕ラボ
担当者:城地 和哉/宮坂 竜太
