Project
のと復耕ラボでは茅葺庵(ボランティアBASE三井)を基点に里山ユニットとして循環型の暮らしの実験・実証できるフィールドを耕しております。能登の里山は、田んぼ・集落・山の1セットが魅力的ですが、かつての地縁・血縁で維持してきた風景や循環型の暮らしが近年薄れつつあります。私たちは復旧から復興へ向けて課題解決に向けたプロジェクトを実施し、かつての風景や循環型の暮らしを取り戻します。
かつては林業で栄えた輪島市三井町。近年は担い手不足により森は荒廃し、震災・水害により土砂崩れが起こりました。森は生態系の要で、手入れされなくなった森は暗くなり広葉樹が育たなくなったり、森の栄養が海へと届かなくなります。私たちは自伐型林業の手法を用いて環境保全・防災の観点から地域内外の皆さまと共に、これまで守り継がれてきた大切な能登の里山を守り育てていく活動を実施しています。
「旧福島邸」は“三井の里”の象徴的存在として、地域住民だけでなく訪問者にとっても身近な文化的拠点でした。「あえのこと」と呼ばれる伝統行事(田の神送り)などの舞台として活用されており三井地区の重要な建造物として位置付けられておりました。しかし震災で大きな被害を受けてしまい、震災後は手付かずの状態でした。私たちはこの旧福島邸を再生し災害拠点、滞在拠点、循環型の暮らしが実施できる場所として地域内外の皆さまとともに再生を目指しております。
令和6年1月1日の「能登半島地震」により、多くの建物が倒壊しました。能登半島には、築70〜180年にも及ぶ、代々守り継がれてきた味わい深い古民家が建ち並んでいます。屋根は黒瓦、木材は能登ヒバやスギ、ケヤキなど、里山で育った木材を用いた立派な家々です。私たちは震災の影響で解体が決まった家から、漆塗りの床材や太い梁・柱、そして住まう人々の思い出が詰まった貴重な古材や古家具をレスキューし、能登内外の建築物の内装材や家具として、さまざまな事業者と連携しながら活用しています。
復興に必要不可欠な食やエネルギー、水の自給など里山資源を活かした循環型の暮らしづくりを三井町を中心に行っていきます。里山の生業再生のお手伝いや、里山の未来づくりを行っています。
田植え・草取り・稲刈り、小屋づくりや茅葺屋根の葺き替え体験など四季折々の里山ならではのワークショップを開催してます。